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檸檬

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先の「プレゼント?」と同時に描いた、こちらは檸檬。水彩画日曜会の毎年最終日は恒例のデモンストレーション。今回は既に描いた絵から、もう一回手順がわかるようにその場で描いて欲しいという要望あって、明日はこれを描くことにしました。実際の物を見ながら描くほどの臨場感は出ないと思いますが、カラーチャートも作って色彩についての説明もしながらだから結構面白いかも。これの他に風景と、2時間で両方完成できるかな?!

2009.12.19

プレゼント?

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日曜会第2回展覧会も無事終了しました。たくさんの方々にご覧いただくことが出来感謝いたします。第3回展に向けまた励んでまいります。今後とも皆様のご指導の程よろしくお願い申し上げます。

教室のモチーフにと用意したラッピングした箱、自分でも描いてみようと絵具を広げましたが、ふと気がつくと何だかんだで水彩描くの1ヶ月ぶりでした。時間が空くとなんだかやっぱり鈍るなあ。荒っぽくなってしまいました。。。(ちなみに箱の中は全部からっぽ)

2009.12.19

水彩画日曜会

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さて、12月に突入、今年も残り僅かになってしまいました。
水彩画日曜会の第2回展覧会が今月9日から13日まで開催です!
水彩画日曜会・・・毎年夏に、女子美術大学のアートセミナーにおいて水彩画講座をしていますが、その受講者有志が作り上げた、”透明水彩画を本腰入れて描く会”です。
皆さん相当本腰はいっていますから、その上達振りはただもんじゃありません。
よく、会で集まると画風が似てくるようですが、この会のメンバーは己を真理を探求していきますから、同じものを描いてもお隣と似るなんてことには陥りません。基本的なことをしっかり身につけていくだけで、それぞれがいろんな表現をしてしまう、実はそれはすごいことなのです。会の雰囲気は自由で楽しく毎回皆さんのエネルギーをいただいています。

町田市民ホール4階 第2ギャラリー
2009.12.9(水)~13(日)10:00-17:00(最終日16:00)

ご高覧下さい。

ゴールデンコンビ

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 ゴールデンコンビの相方、きよちゃん(=聖原司都子さん)の個展が目黒区碑文谷のギャラリーにて開催中。

なぜゴールデンコンビというようになったか、その経緯は、別の友人の搬入展示を二人で手伝った際、あまりに手際がよく抜群なレイアウトで、すげえぜ俺たち!!と自画自賛しまくった挙げ句に「赤帽+搬入展示業」で将来このコンビで起業し小銭を稼ごうとお互い思い立ったことに遡る。

ゴールデンコンビを名乗って20年近くなるけれど、起業するには至らずとも、年々磨かれる二人の手際のよさとイカしたレイアウトによって(?)、今回の展示も可也いい出来となった。image.jpg
それにしても、今回のきよちゃんの個展はとても素晴らしいと思う。金銀箔を施した下地にリトグラフを重ねてあるのだが、技術の確かさもさることながら、そのコツコツと積み上げた厚みのある描写が彼女にしか出し得ない不思議な世界を醸し出している。とらえどころなくあらわれた形は、遠く懐かしいような場所へと誘われるようでもある。
個展の度に変化していく作品への姿勢も毎回興味深く、こちらの創作意欲も触発してくれることに感謝しつつ。

⇒展覧会について詳しくはきよちゃんのサイトをご覧下さい。

2009.11.29

実り

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先日こんなに山盛りの柿をいただき、かなりのボリュームだったので大きめの紙に描きました。渋柿なので、描き終わった今は干し柿にして吊るしています。

透明水彩画HANDBOOK、今日発売の「美術の窓」に編集部Pick upとして ちぃっさくですが載せてくれました。今月号のテーマはスケッチ。最近寒くなってしまったけれど、今日いただいたその本をぱらぱらと読んでいたらまたスケッチしに出かけてみたくなりました。そうそう、動物園に行ってトラも描かなくちゃ。。。

2009.11.20

窓辺の花

rosewindow.jpgおかげ様で展覧会も無事終了し、昨日は搬出も済ませました。たくさんの方にご覧いただくことが出来ました。どうも有り難うございました!

シゴトから帰ると部屋のそこらじゅうに描きたいものが散らばっていて、さて何から描こうか・・・考えている間にはやく描かなくちゃ!柿、柘榴、花、・・・。柿3日というらしいから、腐ってしまう前に先ず次はそれからかな・・。

 

2009.11.11

「何か」をとらえたくて

31.jpg水彩画を発表するようになって、よく「どうして版画から水彩もするようになったのか」と聞かれる。
特に花など具体的なモノを描くようになったのは、成り行きで水彩画の講座を持つようになって必要に迫られたからだけれど、しかし、前々から水彩には魅力を感じてよく使って描いていた。
私ははじめ油絵を勉強していたのだが、どうも、あのどろどろとした感触が好きになれずにいた。モノを感じ取るのに人には視覚型と触覚型があって、その割合は(視覚)7:(触覚)3だったかとおぼろげに記憶しているが、私は触覚型のようだ。上は1985年、受験生のころに描いたイワシの木炭デッサン。木炭の他に水やらベンジンやらインクやら、偶然を引き起こせるものをいろいろ使って勝手に実験して描いていたのだが、自分の描きたい空間の基本はこのあたりから始まった気がする。目でみたものより、触って感じる物のほうに興味が湧く。触覚を頼りにものを描く、目で触る・・・。するとやはり画面にもそういった要素が欲しくなる。銅版画の物質としての強さや、マチェールは、油よりも自分の感覚にしっくり来た。そして、更にいろんな素材への興味が広がっていった。
しかしもう1つ、色がない。版画ばかりだと、色に対してかなりストイックな作業となり、何かで発散したくなる。水彩は物質感は弱いが自分の求める空間を出しやすく、色の自由さがある。

自分の描きたい空間は、どんな素材を用いるとよいのか。そんな試行錯誤から、いま、こうなっている。さて、これからどうなるか。。。

2009.11.8

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この絵も、やはり展会直前に描いたものです。花瓶ごと描いた物などこのモチーフでいくつか描きましたが、そのうち小品のこの絵を今回展示しています。サムホールくらいの小さなものですが、小さい作品って意外と難しいです。

水彩は花などをモチーフにしたものが多いですが、花を描く、というよりその周りの空気をかきたい、というのがいつもの私のテーマです。版画でも水彩画でも、それは共通しています。学生時代のスケッチブックが先日ひょっこり出てきましたが、そこに書いてあるメモ、
*聞こえない音、振動まで、リズム
*時の移り変わり、連続・非連続
*広がり、深さ、吸い込まれる空間
*反射する、白い光 或いは 鬱蒼とした森の匂い
*しみ、透明な空間、点、
などなど・・・・・抽象的だけど。

考えていること、今とたいして変わらないなぁ・・

2009.11.1

ひめ林檎

ringo.jpg水彩画展開催中ですが、いただいていたひめ林檎、今朝描きました。今日はおなじみの自由が丘の画材屋さんに行ってから、夕方画廊に寄リました。来週はこの絵も持って行っちゃおうかしら・・・。

むかしから好きでちょこちょこ描いてはいたけれど、こうして水彩画の教室を持つようになって、さらに展覧会までするようになるなんて、数年前まで考えもしないことでした。近頃、「あれれ、版画はやめてこうなったの?」などと言われていますが、版画、やめたわけじゃありません!確かに、版画のシゴトとはちょっと距離感がありますが、いずれ版画でやっているようなシゴトと、水彩画の色彩や自由さをミックスしたようなことがやってみたいな、と、ここ数年頭の中でぐるぐる考えています。素材と向き合いながら試行錯誤することは、カタチになるまでは大変だけれど楽しい作業でもあります。私の水彩も今は素直にスケッチ風なものばかりですが、これから少しづつ変貌させていきたいな、と画策中~。。。同じ所に立ち止まってはいけない、という意識を持って。

2009.10.30