カルミア

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水仙、ヒメウツギ、芍薬、と、白い花が続いていたのでピンクの花を描きました。 カルミア、別名アメリカシャクナゲです。シャクヤク、シャクナゲ、なんか似ている。。。

 これは前回の芍薬と同じ日に描いたのだけど、絵を描くモ-ドに入ると何故か文字が書けなくなります。コトバが出て来ない。不思議。絵を描くこと(特に抽象的なもの)と、それを文章化していく作業は頭をクリアにするためにも欠かせないものだと思ってやっているけれど、明らかに脳の違う部分を使っている感じ。コトバって難しいなぁ。コトバには意味があるからよけいに難しい。

2006/5/24

シャクヤク

shakuyaku.jpg立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花、の、シャクヤクです。透けるように薄い花弁が重なって、艶やかでありながらしっとりと落ち着いた風情の花。今回はハ-ネミュ-レにシュミンケの絵の具、ドイツでまとめてみました。ハ-ネミュ-レは銅版画用の紙としては定番ですが水彩紙もなかなかのもので、独特の吸い込み、にじみが出来る面白い紙です。

先日、大学のスケッチ旅行で箱根へ。登山鉄道、ケ-ブルカ-、ロ-プウェ-、(途中黒たまごをGET)、海賊船?を乗り継いで箱根湯本から3時間かけて集合場所の元箱根へ到着。これが箱根の正しいまわり方だそうで(ロ-プウェ-に同乗したおばさん談)。この時季新緑が美しく、鶯は森の妖精のごとく良い声で鳴いていました。豊かな緑と鳥の歌には心が洗われます。樹木の匂い、ちょっとひんやりとした湿り気のある空気、心地よい風。そんな気持ちのよい安らぐような空気を描けたらなぁ。翌朝は雨でしたが、出かける前に箱根神社にお参りをして、朝の新鮮な緑も満喫しました。

2006/5/21

 

 

無器用

表現することに私はなんて無器用なんだろうと、つくづく思う。そのときしなければならないこと、そこで筆を持つ手を止めなければいけないとき、いつも躊躇してしまったり、余計なことをしてしまう。肝心なところに行き着かない。何故か出来ずにぶち壊してしまう。制作に限ったことでなく、全てにおいて。…ああ、自己嫌悪。その一瞬を潔くあらわせるようになりたい。すっとして濁りの無い、ポキッと折れないしなやかさをもった1本の線になりたいなあ。

2006/5/13

ヒメウツギ

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寒がりの私は未だコタツから出られません。でも、今日は久々の良い天気。陽気に誘われ散歩に出ると、外はいつの間にかだいぶ緑が濃くなっていました。今週末はもう立夏だものなぁ。はやいなぁ。これはヒメウツギ。庭に咲いたたくさんの小さな白い花が清々しく目に留まりました。

暖かくなると制作意欲も湧いてきます。ちょっと大きめの版を使った作品を作りたくて、今日はまず版の準備。そういえば最近、中国でのオリンピックの影響もあって需要が増えて、銅板がかつてないほど値上がりしてしまいました。高い銅板使って失敗作にならないようにしなくちゃ。

2006/5/1