秋も深まってきました。来年3月の展示の為の作品を制作中、新鮮な空気でも吸おうとひょいと庭に出ると、可愛いバラがニコニコ咲いていました。以前にいただいた花束の、バラを挿し木にしていたものが花を咲かせました。小さいけれど、薄い黄色で綺麗だなぁと思い、すぐにスケッチブックを取ってきて描きました。 切花は萎れてしまうとふつうは捨ててしまうけれど、こうして挿し木にしてまた花を咲かせると、嬉しくなります。
描き終わって、今度は本屋へフラフラと散歩。そこでかかっていた音楽がシュ-ベルトのさすらい人幻想曲。本を探すよりそっちの方が気になって、またすぐ家に帰って、ものすごーく久々にピアノの蓋を開けました。昔、この楽譜を買ったものの、最後まで弾き終わらずに放り投げてあったのですが、再び挑戦。悪戦苦闘して楽譜を読みつつ弾き終えたときは、手の血管が浮き上がっていました。疲れたけれど、達成感に満足。こうやって指を動かすとボケ防止にもなるかもね。 行き当たりばったりの1日でした。
2006.10.15