つばき

tubaki1.jpg

 

鹿児島に住む叔母からの小包のなかに、椿の蕾のついた枝数本が入っていました。花瓶に入れてから約1週間、やっと1輪だけ花が開きました。まだ固い蕾が2つと、開きかけているのがあと3輪ですが、ちゃんと咲くかな・・

 

2008.1.27

 

啓翁桜

keiosakura.jpg 

雪が降るか降らないか・・・結局雪は降りませんでしたが、身に沁みる寒い日が続きます。寒すぎて頭が痛い。。。

暦の上でも大寒、いちばん寒さが厳しいとされる頃。

冬に咲く桜、啓翁桜をいただいたので、早速描いてみました。やさしい、小さな花です。

早く春が来ないかなあ。

 

 

 

2008.1.21

春の香り

pink.jpg

春の色。春の日差しのような、優しい薔薇です。湯上りの赤ちゃんみたいなやわらかな色合いの花。香りもどうやって描いたらいいのだろう?透き通るように繊細な輝きを持った薔薇だったので、難しかったな・・・。

2008.1.13

カスピ海に注ぐ川

iran2.jpg

これは、テヘランの街を抜けて2時間くらい、ものすごく急な坂、ヘアピンカーブをぐんぐん登って行った所。ここから更に4時間ほど車を走らせると、カスピ海です。まあ、何とも美しい川で、透き通るようなエメラルドグリーン、数秒も足を浸けていられないくらいの冷たさ。行ったのは8月でしたが、イランは仏教徒だろうが観光客だろうが、女性はみんな頭にスカーフ、チャドル(マント)着用が決まりで、暑いったら!しかし汗をかいた瞬間から蒸発していくほど空気は乾燥しているので、色の見え方も全く違うし、光と影のコントラストも激しいし、人々の顔の彫りがまた深いから、ふと鏡を見たときは自分がツルンとした火星人のようでありました。

2008.1.7

崖の上の街 アルコス

spain1.jpg 風景を描きだしたら、いろいろ描きたくなってしまいました。今までに行った場所、記憶に残った景色。

ここは、スペインのアルコス・デ ラ・フロンテーラ。セビリアからシェリー酒工場のあるヘレスまでバスで1時間、そこから更に、買い物袋を持った地元の人しか乗らないようなマイクロバスに乗ってまた1時間。崖の上の、のどかな小さい街です。街の人たちは愛想がよく、すれ違う子供たちも「オラ!」とにこにこ挨拶してくれました。 こんなところ、バス通るの?!と思うくらいの狭い道幅、よけるどころか人の家の入り口にまで入らないとバスは通りません。家々の真っ白な壁は目を開けていられないくらい眩しくて、暖かなこの場所は2月だというのに蝶が飛んでいました。arcos.jpg

 

 

 

 

 

 

2008.1.7

ローマの思い出

roma21.jpg

風景描きたいな・・・でも外は寒いし、出不精なので、困ったものです。実はこの正月は友人の住むイタリアに行こうと予定していたのですが、切符の手配が遅れて結局行けませんでした。以前12月の暮に出かけたときは、行こうと決めたのが2週間前、それでも余裕で切符も買え、値段も往復6万円という激安。テロのあった年だったので例外だったのですね。ここ、ローマもトレビの泉も人はまばら、ひっそりとしていました。

2008.1.5

車窓

shaso.jpg 

夕焼けの空を描きたいな、そう思ってもその空は一瞬です。これは、以前イタリアを旅行したときヴェネチアからボローニャに向かう途中出合った夏の夕焼けです。その時は絵の具も何も持っていなくて、小さな手帳にボールペンで描きとめただけ。ここはオレンジ、ここはグレー・・・。1年半前の記憶を頼りに描いてみました。それにしても記憶ってこんなに頼りにならないものなのか・・・もしその時の写真があったならこれとは随分違うんだろうな。記憶が思いもよらない形に変貌していく場合が多いけれど、それは発酵したんだと思うことにしています。熟成ならいいけれど腐らないようにしなくちゃね。

2008.1.3

子年

ne.jpg

明けましておめでとうございます。

このねずみ、賛否両論です。気持ち悪いかなぁ?

有難いことに昨年はすこしずつではありますが仕事が広がったかな。今年も自分に出来ることをコツコツ続けていきたいと思っています。sen.jpg

去年は青い実をつけた庭の千両が、赤くなる前にバラバラと落ちてしまいましたが、今年はたくさん赤い実をつけました。子年、ネズミのように子供は産めませんが、作品はじゃんじゃん生み出していこうと思います。2008年もどうぞよろしくお願いします!

2008.1.1