水彩画材コレクション?

26.jpg水彩画を描くようになって、モチーフもいろいろ集まってしまったが、絵の具や紙もかなり増えてしまった。色は混ぜたり重ねたりすると無限に作ることが出来るが、この色を出したい!と思っても混色や重色では出来ない色というのもある。 それに、メーカーによって発色や滲み方も異なるし、癖もある。新しく手にした絵の具を使うときのドキドキ、その絵の具の色に触発されて描くことも多い。

紙も同様。 水をたくさん使う透明水彩では紙がどのくらい水を吸い込むかでだいぶ違ってくる。不思議な広がり方をしてくれる紙、思った以上の発色をしてくれる紙、吸い込んだら最後絵の具を逃がさない紙。こちら側の水加減で、紙がいろいろな答えをしてくれる。紙によっては、予想もしなかった答えを出してくることもあるし、その会話がまた楽しい。25.jpg

版画もそうだが、自分の意志だけではどうにもならない部分、偶然や時間の流れによって あちら側が作り出してくれるものにとても興味がある。「創る」に対して「成る」というコトバがあるけれど、自分の非力をカバーしてくれてしかもいろんなアドヴァイスをしてくれる「成る」という要素が私は大好きだ。

2008.8.22

静物

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朝夕は盛夏の暑さも少し和らぎ、セミの鳴く声も種類が変わってきました。うだるような暑さの最中はう゛ぁ~って感じですが、冷房も切って汗だらだら、夏を楽しむのも面白いです。日が沈んで汗流して、一口目のビールはまた格別。ちょっとでも凌ぎ易くなると、あの暑さが恋しくもあり。暑い時季に暑い国へ、寒い季節には寒い場所へ、どちらかというと極端なのが好みです。

女子美夏の恒例アートセミナー、今回は2つに分けましたが、水彩画入門編は無事終了、初心者とは思えない、皆さん素晴らしい出来でした。次は来週からもうちょっとじっくりのコースが始まります。それから、10月からはあらたに別の場所で水彩講座が増える予定ですがまた近くお知らせしたいと思います。ちなみに、この絵は講座の合間に描きました。

2008.8.13

夏の思い出

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子供の頃に拾った貝殻 です。直径20センチ、高さ15センチくらいのプラスチック容器2つに、よく連れて行ってもらった鹿児島の海岸で拾い集めた貝殻がぎっしりと。子供の頃の夏の思い出も一緒に閉じ込められています。何十年も前に拾った貝殻も、霧吹きで水をかけると貝殻の色も少し鮮やかになりました。自然の色ってなんて繊細で綺麗なんでしょう!絵もそんなふうに描けたらな・・。

学校は夏休み。休み中に 秋にやる展示の、水彩画を描こうと思っていましたが、個展のあとは研修やセミナーで外出が続き、家にいる日が殆んどありません。暫く描かないでいると描き方忘れそうなので、小さいスケッチブックに描きました。

2008.8.6