own risk

ただ今、個展開催中・・・といってもその作品は実際の1/30(だったかな?)の大きさで先日のなつかでの個展を再現していただいた。どんな展示なのかこれをうまく説明している友人きよちゃんのサイトでご覧いただきたい。大村益三氏の作品で、和光大学構内で開催中。その、大学内でのアーティストトークでの一幕。「自分の作品を発表したり、美術を続けていきたいと思う学生に対し、何かコメントをお願いします。」学生からのその問いに対し氏のパチンと頭に焼きついた一言、作品を作りつづけることは「オウンリスク」を負うこと。赤字と時間と・・様々なリスクを負うこと必至、「美術に夢は禁物」なのだ。オウンゴールならぬオウンリスク、私はこの言葉を非常に気に入ってしまった。

そもそも生きている限り結局どんな物にもリスクはつきものだが、敢えてそれを買ってでる。 幸せ、ってなんだろう?って考えた時、それは、求める先に在るものではなく刹那にあるものだと私は思う。そしてその一瞬が永遠だったりするのではないか。永遠、というと時間の連続をいうように考えがちだけれど、無時間的なものだろう。結果は結果、目的のために制作しないから出来上がってしまった作品には執着しない。まさに制作し続けること、ハイリスク、ノーリターン。淡い期待をしないこと。

2008.9.27

秋いろ

keito.jpg この数週間の間にいろいろありました。ひとつは鹿児島の伯父が亡くなり家の留守を預かったこと。その後、救急車に乗ったこと。突然夜中に 脂汗だらだら、立ち上がれないほどの胃痛・・・。どうやら原因はストレスのようですが、ストレスとは無縁と思っていたから、何がストレスになったのか心当たりもありません。いや、しかし参った、痛かった。そして先日、はじめて胃カメラを飲みました。鼻の穴が小さすぎて入らず結局、口から。ちょっと緊張。モニターに映し出された、はじめて見た私の食道から胃は 外見に見えるどこよりも美しく見事な物でした。滑らかな温かみのある色、モニターではなく実際の色はもっと綺麗なのでしょうか。

それにしても、生き物ってスゴイな。自分で考えなくたって、食べ物を消化してくれるし、疲れたからって休むことなく心臓は動いているし。。。

2008.9.22

残暑

pot.jpg

ゲリラ的な豪雨やら、何だか不安定な天気が続きましたが、夏休みも終わり今日は新学期の初授業に行ってきました。1ヶ月ちょっとの間にひとまわりくらい大きくなった中学生たち、その分こっちはちょっと小さくなったかも知れません。久々の授業は、舌がもつれて上手く話せず、早くもとにもどさねば・・。

私の夏休み、今年は女子美セミナーをとびとびにセッティングした為、何だか慌しくどこへも行けずに終わってしまいました。あえて言えばジュリアンオピーを観に水戸へ行ったくらい。面白い展覧会でした。

さて、もう一つ増える予定の水彩画講座は相模大野にあるカルチャーセンターです。第3月曜の月に1回の講座です。詳しくはinformationをご覧下さい。

2008.9.3