空気の色

tosi2か月ぶりの更新になってしまいました。

これは何年前かの大みそかの夕日の情景です。場所は都内のどこだったか、ドライブ中の車窓から見えた景色です。

ここに載せている水彩画は殆ど「そこにあるもの、見えるもの」をもとに描いたものですが、もともと、私は「見えるもの」にはあまり興味がないというか、視覚的なもの以外にインスピレーションを得ることが多いのです。風景でも、その空気感、肌で感じる日差しや風に運ばれてくる匂い、鳥の囀りや樹々の音・・・。

2,3年前から「見えない都市」という本からお題を拝借して、水平線をもとに繰り広げる様々な情景を、版を使って55作品を目標に作っています。(今のところ20作品完成)

「見えない都市」というタイトルに惹かれたもの、「見えない」の部分が大きいかも。tosi2

今年はもうひとつ、毎日1つ、「音」をテーマに作品を作っていこうと計画を立てました。題して「音のスケッチ」。

とはいうものの、支持体(紙)はどんなのにしようか、絵具は?と考えているうちに、もうすでに1カ月を過ぎてしまいました。

おまけに、両親が腰を痛め、父は背骨を骨折して入院してしまい、心配事も。今まで何かと頼りっぱなしでしたが、私もそろそろちゃんとしなくては。