秋も深まってきました。来年3月の展示の為の作品を制作中、新鮮な空気でも吸おうとひょいと庭に出ると、可愛いバラがニコニコ咲いていました。以前にいただいた花束の、バラを挿し木にしていたものが花を咲かせました。小さいけれど、薄い黄色で綺麗だなぁと思い、すぐにスケッチブックを取ってきて描きました。 切花は萎れてしまうとふつうは捨ててしまうけれど、こうして挿し木にしてまた花を咲かせると、嬉しくなります。
描き終わって、今度は本屋へフラフラと散歩。そこでかかっていた音楽がシュ-ベルトのさすらい人幻想曲。本を探すよりそっちの方が気になって、またすぐ家に帰って、ものすごーく久々にピアノの蓋を開けました。昔、この楽譜を買ったものの、最後まで弾き終わらずに放り投げてあったのですが、再び挑戦。悪戦苦闘して楽譜を読みつつ弾き終えたときは、手の血管が浮き上がっていました。疲れたけれど、達成感に満足。こうやって指を動かすとボケ防止にもなるかもね。 行き当たりばったりの1日でした。
2006.10.15
元気ですか~!紙漉き頑張っている由、この近くで紙漉きのものを見つけたので送ります。受け取ってくんなまし~。「斐伊川和紙」という。斐伊川は近くに流れている川です。そのでの名刺入れがノザワ氏に似合いそうだったので送ります~。見た目より高かったゾイ。
私の学園祭にての展示は来場者の約3割の方の支持を得、「使いたい」「料理が想像できる」「欲しい」などの感想のほか、もっとも嬉しかったのは「あたあたたかいかんじがする」というご感想をいただけたこと。まさにここを狙って作ったのでそう感じ取ってくれた方がいたのはこよなく嬉しかったです。
つたなさはまだまだですが、スピリットは永遠のものだと思う。「あたたかさ」をまさにあたため、努力していきます。
ところで私は今、内弟子の話しが急浮上中。そこはなんと隠岐の島。このままじゃ「Dr.コトー」になっちゃうよ!、と心揺れる今日なのでした。
紙漉き、10時間近くぶっと-し、腕と腰にきました。デッサンするときなどは対象に向かってまっすぐ背筋を伸ばして、ってこれはもう自然に姿勢をとるけれど、紙漉きは本能の赴くまま、そんな基本の姿勢も無くやっちゃうものだから。そういえば、このまえ鉄を叩いたときも、背中曲げると痛めるよ、って随分注意されたな。
・・・隠岐の島かい!