展示のまえ

3月の展示が近づいてきた。今回はもうひとつ展示が重なってしまい、そして搬入の頃は学年末成績つけの真最中。生徒の成績つけながらの制作ではさすがに落ち着かないだろうというわけで、いつもより更に計画を立てて制作中。ほんとうはそんな計画なんて立てないで、もっと行き当たりばったり、無茶苦茶なくらい、神が上から降りてくるようなギリギリのところで仕事をするのが憧れなのだが・・・。ともあれ、ひとつひとつ、念ずるように向かうこと。私の工房(仕事場)では、揮発性の溶剤を使うため暖房もあまりつけられず、冬場はコンクリートの床がしんしんと冷える。例年より暖かい冬なのが救い。今度の展示はペーパーワークをベースに版を重ねたものや、会場は壁面が少ない分スペースが広いので、ペーパーワークの屏風なども作ってみた。スペースをいかしてもっと冒険もしたかったけれど、自分のなかでじっくり発酵させないと出せないし。・・・小胆なのか?

2007.1.24

「展示のまえ」への2件のフィードバック

  1. 年末に紙漉きをしていたのはこのためなのか~。言わないんだからー、水臭いなあ。実は先週帰省しちょりました(出雲弁)。次年度のこと、仕事次第、と決めました。陶芸の勉強は続けるとして、仕事のある場所で研鑽を積む! すなわち島根で仕事があればそうするし、東京ならそうするし。島根を去るには未練もあるよ。例の弟子入り陶芸家さんの件もあるしね。でも教員としてのブランクも嫌だなー、ということで。ずいぶんずいぶん悩みました。ノザワトものコラボ目指して努力します~。

  2. なーんと、帰っていたのですか!?ねえさん教えてくれないんだから~。
    教員としてのブランクは車の免許と同じで、ペーパーなら不安だけど、暫く乗らなくてもちゃんと乗りこなせてからなら大丈夫なのと同じじゃない?
    違うかな~。だって人間としての本質なんてそうそう変わるもんじゃないと思うし。
    それに、いろんな経験を積めばそれだけ幅もでるし、そんな人に対してなら教わる方もいっぱい刺激を受けられるはず。なんたって、美術だし!
    あせらず、何事にも前向きに、じっくり行こう~!!Let there be light♪

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