水彩画を描くようになって、モチーフもいろいろ集まってしまったが、絵の具や紙もかなり増えてしまった。色は混ぜたり重ねたりすると無限に作ることが出来るが、この色を出したい!と思っても混色や重色では出来ない色というのもある。 それに、メーカーによって発色や滲み方も異なるし、癖もある。新しく手にした絵の具を使うときのドキドキ、その絵の具の色に触発されて描くことも多い。
紙も同様。 水をたくさん使う透明水彩では紙がどのくらい水を吸い込むかでだいぶ違ってくる。不思議な広がり方をしてくれる紙、思った以上の発色をしてくれる紙、吸い込んだら最後絵の具を逃がさない紙。こちら側の水加減で、紙がいろいろな答えをしてくれる。紙によっては、予想もしなかった答えを出してくることもあるし、その会話がまた楽しい。
版画もそうだが、自分の意志だけではどうにもならない部分、偶然や時間の流れによって あちら側が作り出してくれるものにとても興味がある。「創る」に対して「成る」というコトバがあるけれど、自分の非力をカバーしてくれてしかもいろんなアドヴァイスをしてくれる「成る」という要素が私は大好きだ。
2008.8.22
「成る」良い言葉ですね。
紙や腐食が、充分チカラを発揮してくれるように、作家自体が柔軟にならないといけないですよね。
アドヴァイスを素直に受け止められるよう、やわらかい人になりたいです。
いや〜、それにしても、やっぱり絵の具や紙、たくさん研究してるんですね!
そういった地道な態度は重要ですよね。
どうも、せっかちで素材に対して研究心の足りない私は、反省しきりです…..
呼吸を整えて臨みたいです。
malieさんのつくりだすカタチにあこがれます。
私の場合なりゆき任せな部分が 場合によっては空中分解してしまうことも・・。
その辺での画面との格闘、というか かかわり方は難しいところではありますよね。
・・・実は、私もいろいろな場面でせっかちで短気です!