透明水彩画HANDBOOK

初めて手がけた本、透明水彩画HANDBOOK。ずっとまとめてみたいと思いながら二の足を踏んでいてなかなか形にならなかったのだけれど、思い切ってつくってみた。と、いうのもオフィスイイダさんに相談しなかったらいまだ形になっていなかったかも知れないのだが・・・。6月なかば、水彩画展の打ち合わせの席で、「水彩画の手引書みたいなモノつくってみたいんだ~」のひとことで、すぐにいろいろ手配をしてくださり、まさかとは思ったけれど今度の展示に間に合ってしまった。紙の質から、大きさ、厚さ、ページ数など相談しながらひとつひとつ決めていき、レイアウトデザイン、撮影、印刷・・・。制作は普段一人でやっているけれど、いろんな人の力を合わせながらこうして1つの物を作り上げるというのは私にとって初めてだったかもしれない。bookindex.jpg
本の最後に載せた私の略歴、作品の発表をはじめたのは1989年。当時ま-だ学生だったけれど、そこで画廊の前を通り掛かった人に初めて買ってもらった絵も和紙に描いた水彩ドローイング(素敵な人だったなぁ)。それからちょうど20年。画歴ハタチか~・・まだまだ、だが、20年のひと区切りとしてもできたのは良かった。
今回、本にまとめながら自分のなかで結構整理が出来たと思う。内容はとてもシンプルだけど、そこさえしっかり掴んでおけば大丈夫。いや、大丈夫って事はないか、そこからまだまだ限りなく、深みだか、高みが待っているから。

載せた作品、小品中心に今月末より展示予定。(⇒個展のご案内
あわせて「透明水彩HANDBOOK」も販売いたします。

「透明水彩画HANDBOOK」への2件のフィードバック

  1. 出版おめでとうございます。
    早速にもうワクワクしながらページを開き、未だ結膜炎が治っていないので片目で拝見、
    とっても丁寧で分かりやすい描き方の説明と見事な色だしの印刷に感激でした!!!
    早く目を治してこれをお手本にいっぱいいっぱい描いていきたいです。
    個展、楽しみにしています。

  2. そう言っていただけると嬉しいです!どうも有り難うございます。
    色には妥協したくなかったので、我ながらいい感じに出来たと思います。
    説明はまだたくさん書き足りないこともあるのですが、きりが無いもので・・・。
    なるべくポイントを絞って説明したつもりですが、わからないことはどんどん講座の中でご質問ください!
    目、おだいじになさってください。

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