痛恨(詩歌集)

 

8月出版予定の詩歌集の表紙に、カズエバラを描いてほしいと依頼がありました。

いくつか描きましたが、タテ絵のレイアウトに合わなかったので外した絵のうちのひとつです。

 

カズエバラ。

私が小学生だった頃、ちょうど授業中の学校の窓から轟音とともに見た、急降下する米軍飛行機。

墜落したその飛行機の犠牲になった、その方、かずえさんを偲んでつくられたバラです。

 

2011.8.18

「痛恨(詩歌集)」への2件のフィードバック

  1. かずえさん、辛かったであろう数年間の治療もむなしく亡くなられましたね。
    青葉台のご実家のお店は私の旧宅からすぐのところでした。
    NAO先生は小学生の頃だったのですね。 その頃私の所属していた
    市が尾テニスクラブのオーナーは目の前で墜落する飛行機とパラシュートで
    脱出するパイロットを目撃したそうです。 何とも痛ましい事件でした。
    そのかずえさんのためにNAO先生がこんな心のこもったバラを描かれて
    もう感動の一言しかありません。
    かずえさんもきっとこのバラに囲まれて2人のお子様と一緒に天国で
    安らかに過ごされている事でしょう。 合掌・・・ 

  2. 墜落して行く飛行機のことはよく覚えていますが、このバラを描くことになってかずえさん親子のお話を伺いました。

     港の見える丘公園の母子像もそうなのですね。

    私にできることならばと、思いを込めて描きました。

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