インド旅行

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 一度は行ってみたいと思っていた国、インドへ行ってきました。連日、早朝5時起き、次の都市まで6時間かけて車で移動、やはりインドは広いです。ベナレスやいろいろなところへも行ってみたかったけれど、今回は時間も少なかったので、友人と2人、インド入門編といった駆け足の旅行でした。

デリーの空港に着いて車に乗り込み少し走ると、まずは道を塞いでのっそりと佇むロバのお出迎え。 ついで牛、牛、そして車のひしめき合い。道路は整備され道幅もかなり広いのだけど、しかし車線は何の為にあるのだろう?数センチの車間距離、クラクション鳴らしっぱなしで反対側へ横断する車。それでも、ぶつけた跡のある車は殆んど見かけないし、インドなりの秩序というものがあるのでしょう。ハイウエーでさえ、人が車の外につかまっていたり、渋滞すれば反対車線を悠々と走ってみたり。運転手さん、ハンドルから両手はなして水飲んでるし、信号待ちで止まれば、子供たちが窓にはり付いてるし。カメラを向けるともっと寄って来ちゃいました。インドはニオイもなにも、いろんなものがごちゃ混ぜ、というのが最初の印象です。

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右はジャイプールからアグラへ向かう途中に出会った駱駝の行列。とにかく路上でいろんな動物たちに出会いました。のらロバ、のらヤギ、のら牛、のら猪豚、のら犬、のら猫、そして象、馬、猿、・・・。インド人やさしいなと思ったのは、伸びた木の枝のために塀に穴をあけていたり、車内に入り込んだ蚊を、私だったらぱちんと叩いてしまうのに、窓の外に逃がしてやることです。殺生しないのですね。

気温38度、湿度はあまりなく、暑いの大好きな私には快適でしたが、この季節の変わり目は地元インドの人でさえ食べ物には気を使うそうです。私も水や食べ物には相当気を使い、思い当たるのは食器くらいしかありませんが、旅行の締めは、止まらない下痢でした。インドパワー恐るべし。

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次回はヨガでもしてしっかり体と精神を鍛えてから、ゆっくり時間をかけて行きたいと思います。

2008.3.25

 

 

Le printemps arrive

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大好きなミモザ 、です。ミモザというと本当はオジギソウのことを言うらしく、「アカシア」がこの植物の本名だそう。黄色くて丸くてかわいくて。庭に植えたアカシア、咲いたのはもっと小さい丸でした。いろいろ種類もあるのですね。

そういえば今日は3月8日。イタリアでは女性にミモザが送られる日。フランスから愛を込めて送られたミモザを想定して描いてみました。 何故かって、箱にPARISとあるから・・・だ~れも送ってくれないけどねぇ。

2008.3.8

麓川

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土日の休みを利用して、急遽、母の故郷である知覧に行ってきました。今回は飛行機が強風で1時間遅れ、市内からは本数も少ないバスが渋滞に巻き込まれたりで、飛行機を使ったにもかかわらず家から9時間もかかってしまいました。こりゃ参った、遠かった。

家のすぐ横を流れる麓川、訪れるといつもこの川沿いを散歩するのですが、今回はゆっくり歩く時間もなく、空港で買った使い捨てカメラに収めて帰りました。それにしても行く度に町の様子は変わって観光地化され、昔の面影はどんどん消えて、なんだかさびしい気もします。

2008.3.2

過ぎし日

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 随分、日がのびました。2月は寒くて暗くてさびしい印象なのですが、実際はそんなに暗くはないのですね。

ずっと描いてみたいと思いつつなかなか手が出なかった繊維だけを残したほおずきのカラと、夏にタイで買ってきた器や、今はもう枯れてしまった不思議な木の実などをモチーフに選んでみました。この季節の空気感を背景の色に託して。

青葉台東急で水彩画の講座を持つようになってそろそろ4年目です。来月3月3日(月)から15日(土)午前中まで、田園都市線 青葉台駅前の東急スクエアsouth-1 別館5F セミナールームのロビーにて、受講生の皆さんと私の作品を初めて展示することになりました。お近くにお越しの際は是非お立寄り下さい。

2008.2.17

知覚する色

先日購入した外国メーカーの緑色の水彩絵の具。どんな感じかな?早速いつものようにふたを開けると、予想もしなかった色が目に飛び込んできた。分離したアラビアゴムか、はじめの色だけすこし変色したか、そう思ってチューブを少し押してみると、補色のオレンジ色がにゅるり。

自分の目が怪しいのか、いや、知覚する色は目と脳の相関関係によるから、同じ色を見ていても人によってどう見えているかはわからない。もしかしたらこの緑はこういう色なのかもしれない。不思議な波長を持つ色で、人によっては緑に見えているのかもしれない。しかしラベルの色とはあきらかに違う・・。

これが緑というものだ、と信じようとする気持ちが次々と沸いてくる。何を信じようとしているんだろう。画材屋さんに聞いてみたら、ラベルの貼り間違いだろうとのことで、取り替えてくれると言ってくれた。ああ、やっぱりこれはオレンジだったんだ。そういえば、以前絵の具工場を見学した時、何色か同時に作るときはラベルを間違えないように補色同士を作ると聞いたことがあったけれど、こんなこともあるのだな。

2008.2.15

blue night

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50x20cmの横長のスケッチブック、風景をパノラマで描いたらいいだろうと思って買いました。買ったらすぐに試したくなり、ごそごそ夜中にガラスの小物を並べてみました。紙によって、滲み方などかなり異なりますが、これは染み込みがよすぎて一度のせた絵の具は抜くことが容易ではなく、てこずりました。

2008.2.6

つばき

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鹿児島に住む叔母からの小包のなかに、椿の蕾のついた枝数本が入っていました。花瓶に入れてから約1週間、やっと1輪だけ花が開きました。まだ固い蕾が2つと、開きかけているのがあと3輪ですが、ちゃんと咲くかな・・

 

2008.1.27

 

啓翁桜

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雪が降るか降らないか・・・結局雪は降りませんでしたが、身に沁みる寒い日が続きます。寒すぎて頭が痛い。。。

暦の上でも大寒、いちばん寒さが厳しいとされる頃。

冬に咲く桜、啓翁桜をいただいたので、早速描いてみました。やさしい、小さな花です。

早く春が来ないかなあ。

 

 

 

2008.1.21

春の香り

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春の色。春の日差しのような、優しい薔薇です。湯上りの赤ちゃんみたいなやわらかな色合いの花。香りもどうやって描いたらいいのだろう?透き通るように繊細な輝きを持った薔薇だったので、難しかったな・・・。

2008.1.13

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