庭に咲いた朝顔です。種の袋に写っていた写真はもっと青が鮮やかで、「巨大輪青一色」と書いてあったので、そんな朝顔を期待していましたが、咲いたのは紫と薄い青の2色、大きさは思ったより小さめでした。はじめはちょっとがっかりでしたが、毎朝見ているうちに、これもまあいいかという気持ちになりました。実際よりおおきく描きました。
2007.8.13
庭に咲いた朝顔です。種の袋に写っていた写真はもっと青が鮮やかで、「巨大輪青一色」と書いてあったので、そんな朝顔を期待していましたが、咲いたのは紫と薄い青の2色、大きさは思ったより小さめでした。はじめはちょっとがっかりでしたが、毎朝見ているうちに、これもまあいいかという気持ちになりました。実際よりおおきく描きました。
2007.8.13
今年の美術工芸科研修は去年と同様、長野の装飾学校へ。去年はいくつかの選択肢の中から鍛造を選んだが、今年もやはり同じ物を選んだ。どうやら、火の前に立って金槌を振り下ろす快感に魅せられてしまった。今回教えてくださったのは、スレンダーで美人な、若い女性の先生。プラズマカッターでそこらじゅうに火花が散るのをものともせずに、そしてコ-クスで高温になった炉に皮手袋をした手をつっこみながら、しなやかに金槌を振り下ろす姿に思わずみとれてしまった。炉の中、熱くないのだろうか?こっそりまねをしてやってみたら焦げ臭、やっぱり熱かった。袖がちょっと焦げた。
夕飯のあとは、毎度のお酒?会。ちゃんと学習した私は今回は程々に控え、おかげで清々しい朝を迎え、八ヶ岳を眺めながらきちんと朝食も取って、しっかりとした足取りで早々と工房へ。昨日の続きを仕上げ、こんな蝋燭台ができた。錆止めに自然な色合いの蜜蝋を塗って完成。先生の手を借りながら、まだまだ覚束無いけれど、やっただけのことがカタチになってあらわれる。手仕事の面白さ、生徒たちにも伝えたいと思った。
2007.8.11
アジアンタムの涼しげな緑に惹かれて、いつもよりちょっと大きめの画面に描いてみました。版画だとたくさんの工程を経る為、結構時間を要してしまいますが、水彩だとこれでもせいぜい5時間くらい。経過を見ながら筆を運べるので版画とは違う楽しみがあります。
急遽、10月に版画の小品を展示予定。2ヶ月か~、版画もちゃんと制作しなくては!
2007.8.1
夏の昼下がり、外は炎天下。みんな家で昼寝の後、お茶をしながらのんびりとした時間を過ごします。スペインで言うシエスタ。
モチーフは、ずっと以前に旅行したイランから持って帰ってきた「サマーヴァル」という、チャイ(紅茶)を入れる道具とティーカップ。手前にある鼎のような物は、自分で鉄を叩いて作ったもので、上に乗せているのは去年イタリアのヴォルテーラで買った石の置物。薄布や台は東南アジアもの。いろんな物を寄せ集めてみましたが、テーマは「異国の昼下がり」です。
焼けつくように暑いけれど乾燥した空気、ちょっと日陰に入ると感じる爽やかな風、のんびりとしたひと時を思い出しながら・・・。描いている時は蒸し暑かったけれど、でもどこか異国にいる気分でした。
2007.7.28
部屋中に甘い香りを放ちつつ、開き始めた月下美人です。大輪一つ、描きました。
2007.7.26
鬼灯、酸漿、ほおずき。
あいにくの雨でしたが先日、浅草のほおずき市へはじめて行き、買って来ました。むかし庭に植えてあったのはもっと小さなほおずきで、こんなに大きなものは今まで見たことがありませんでした。何処に置いたらいいものか、とりあえず玄関のドアに立てかけたまま、そこで画材を広げて・・・。1メートルはあるのかな。
私は小さい頃、大きくなったらほおずきになりたいと思っていました。オレンジ色の袋がぶら下がって、中にはかわいい玉が入っていて。子供を惹きつける植物なのか、叔母も子供の頃そう考えていたそうです。不思議。
2007.7.14
今、気がつきましたが今日は七夕。今年の七夕も曇り空でした。
玉蜀黍にソルダム、黄色いキウイ、さくらんぼ。夏の元気のもとです。これからだんだん食欲がなくなる暑さがやってきますが、こういうものならいくらでも!
山のような仕事、成績付けの真最中。成績つけの数字とにらめっこをしていると、無性に絵が描きたくなります。数字はやっぱり苦手だなぁ。目に見える数字って一番確かなもののようだけど、じつは抽象的で魔物のようじゃありませんか。
でもこれが終われば夏休み。あともうちょっと。夏は何がいいかって、よりいっそう自由気ままだからです。旅行もいいな。
2007.7.7
半夏生、この時季降るのは半夏雨。 今年も7月がやってきました。
ちょっと懐かしの、夏のおもちゃ。子供用浴衣の絞りの帯の 黄色からピンクのグラデーション、縁日のゴムの水手鞠のマーブリング、七夕飾りの短冊。そんな色が私の「夏の色」です。
2007.7.1
hydrangea=学名、「水の容器」という意味があるそうです。なるほど。これは白いガクアジサイ。西洋品種かな、葉っぱも小さい。
今日の水彩画教室で描くモチーフに、この季節は紫陽花がいいかと思い花屋へ行ったのですが、どの店にもあまり置いていません。お店で売られるハウスものは、母の日がピークなんだそうです。でも5月のカラッと明るい日差しの新緑の頃に、紫陽花っていうのも何だかピンとこないよなぁ。そんなわけで、今回は庭の紫陽花を持って行きました。これは切って持っていく前に描いた一枚。
しかし、梅雨入りしたとはいえ雲も空高く、なんだろうこの暑さは!
2007.6.16
紫陽花の季節になりました。紫陽花にもいろいろ種類がありますが、今年は庭に3種類、数年前に挿し木にしていたものも、やっと花を咲かせてくれました。私が一番好きなのはスミダノハナビですが、それはまだガクが3個くらいしかついてなくて歪な咲き方だったので、今回はこぶりな青紫のガクのものを選び、私が轆轤を使って始めて焼いた、少しゆがんだお茶碗に紫陽花を浮かべてみました。
梅雨入りしたのかな。昨日も雨、今朝も降ったり日が差したりヘンな天気。世の中景気が回復したからって(私にはいっこうに関係ないのに)、2倍以上に跳ね上がった地方税の納付書が届いて、気分は大雨。
2007.6.11